ウーヤン
五行大学で学ぶ若き俊英。癒やしと力を司る水を自在に操り、戦場の流れを変える。
サポート
成都、五行大学
5月1日 (年齢: 19)
アビリティ
玄武之杖
ダメージを与える水球を放つ。長押しで弾道を操作し、爆発を強化する
養神泉
徐々にライフを自動回復する水流を味方に付与する。長押しでリソースを消費し、より速いスピードで回復する
飛流歩
水流に乗って素早く移動し、より高くジャンプする
驚濤破
自分か味方1人に水の護りを与える。水は一定時間後に爆発し、対象を大きく回復すると同時に敵をノックダウンする
守衛波浪
味方の受ける回復量を増やし敵をノックバックする波を前方に放つ
デフォルトのPCキーの割り当てはゲーム内で変更できます。
ストーリー
家族の栄光を辿って、五行大学・火学部の門を叩いたウーヤン・イェ。しかし、彼に開かれた学門は自身の志望と異なる水学部だった。ウーヤンは家族に己の実力を証明し、失った自信を取り戻すべく、自ら試練の道を突き進む。
武術の名門、五行大学の火学部出身という輝かしい学歴を持つ両親のもとに生まれたウーヤン。彼はそんな両親の期待に応えるべく、姉のアンランとともに幼い頃からさまざまな武術を学び、火学部への進学に必要な知識を蓄えていった。しかし、成長したウーヤンを待ち受けていた現実は厳しく、姉がやすやすと火学部トップの学生の座へと上り詰める一方、彼自身は必死の勉強にもかかわらず、火学部の入学試験に失敗。中国の伝統医学を応用した現代医術と理論を教える同校水学部への進学を強いられる。突如閉ざされた進むべき道――。家族と異なる学部をひとり専攻せざるを得なくなったウーヤンの心は、未来に対する不安に蝕まれていった。
しかし、水学部での生活は、驚くことにウーヤンが思っていたよりもずっと楽しいものだった。授業で教わる気功は彼の性に合っており、学部の環境も、火学部のように武術主体ではなく穏やかな雰囲気だったが、精神的に満たされるものであった。まさに、充実したキャンパス・ライフそのものだ。それでも彼の心の中から、家族に対する後ろめたさが消えることは決してなかった。
最初こそ躓きはしたが、いつかは両親と姉の期待に応えたい…。そう心に誓っていたウーヤンは、幼い頃から積み重ねてきた武術の経験と水学部で得た知見を融合させることを決意。金学部を専攻する親友のミンに頼んで、彼の試作品を発展させたツール――射出した水の軌道を自在に操れる杖――を制作してもらうと、火学部の勉強にも着手し、自身が温めてきたアイデアを具現化する。それは、ミンの杖を基本に水学部と火学部の知識で組み上げた独自の武術だった。
成都をヌルセクターが襲撃したのはとある夜、ウーヤンが勉強に励んでいる最中のことだった。正規軍が応援に駆け付けるまでまだ時間がかかる状況であったため、それまでの間ウーヤンを含む五行大学の学生全員が、市民の避難を手伝うことになった。ウーヤンは姉のアンランの役に立ちたい一心で、火学部が担当するヌルセクターとの交戦に志願するが、当のアンランに拒否され、彼女と口論に。結局、喧嘩別れの末に、アンランは他の火学部の生徒とともに戦闘へと繰り出し、ウーヤンは怪我した市民の治療に当たることになった。
しかしその後、成都を取り巻く状況は悪化。アンランの部隊がヌルセクターの奇襲に遭い、彼女が仲間の撤退を助けるために単独で時間を稼いでいるとウーヤンが知ったのは、それから間もなくのことだった。アンランの無事を祈り、成都の戦火を駆け抜けるウーヤン。彼がやがて目にしたのは、ヌルセクターの部隊によって窮地にまで追い込まれた姉の姿だった。ウーヤンは独自に編み出した水の武術でヌルセクターの部隊を撃破するとアンランを救出。姉弟で力を合わせて市外まで避難したのだった。。
この時のウーヤンの勇気ある行動は、五行大学の学生間だけでなく、やがて大学の学長やウーヤンの両親の耳にまで届いた。大学の全員から上がる賞賛の声、そして家族の間で生まれる敬意の念…だが、話はそこで終わらない。数週間後、ウーヤンは学生寮に戻ると、自身の部屋のドアに小さなメダルが投げ入れられていることに気づく。そのメダルに描かれていたのは「OW」のエンブレム。そう、それはヌルセクター侵攻を機に再編成されたオーバーウォッチからのスカウトだった。ウーヤンの活躍に目を留めたのは、じつは家族や大学だけでなかったのだ。自信を大いに付けたウーヤンは、アンランからの激励もあり、組織への合流に向けた準備を開始。自らを待ち受ける未来に胸を大きく弾ませるのだった。