ゼニヤッタ

悟りを求めて世界を旅するオムニック僧。彼と出会った者は過去の自分と決別する。

サポート

ネパール、シャンバリ寺院(旧拠点)

7月14日 (年齢: 33)

アビリティ

破壊のオーブ不和のオーブ調和のオーブ心頭滅却スナップ・キック

破壊のオーブ

メイン攻撃 エネルギー弾を放つ サブ攻撃 チャージすることで、放出するオーブの数が増える

不和のオーブ

敵に当てると、敵が受けるダメージが増加する

調和のオーブ

味方に当てると、味方のライフが回復する

心頭滅却

無敵状態になり、移動速度が上昇する。さらに、付近の味方のライフを回復する

スナップ・キック

クイック近接攻撃のダメージが50%増加し、ノックバックが大幅に増加する

デフォルトのPCキーの割り当てはゲーム内で変更できます。

ストーリー

悟りを求めて世界を旅するオムニック僧。道中で出会った者たちが葛藤を乗り越え、内なる平穏を見出せるように導いている。ただし、オムニックであれ人間であれ、無実の者を守るためならば戦うこともいとわない。彼と出会った者は過去の自分と決別する。

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シャンバリ

何年も昔、オムニック・クライシス後のこと。のちにシャンバリ僧と呼ばれることになる見捨てられたオムニックの一団が、プログラムされた生を捨ててヒマラヤ奥地に逃れ、そこに共同寺院を建てた。存在の本質とは何か。幾年にもわたる瞑想を続けた結果、自分たちは単なるAIではなく、人間と同じ魂の精髄を持っているのだと彼らは信じるようになった。

自分たちが人間と同じく魂を宿していると考えたオムニック僧たちは、彼らの指導者テカルサ・モンデッタに導かれるようになった。そしてオムニック・クライシスによって傷ついた社会を癒やし、人間とロボットの調和を回復する道を模索し始める。彼らのメッセージは世界中の何百万という人々に受け入れられ、その名を博した。

ゼニヤッタもそうした迷える魂の一人だった。彼はオムニックの平等を訴える抗議集会でラマットラと出会い、シャンバリの教えに感化される。ラマットラはゼニヤッタの中に精神的な強さを見出し、やがて2人は兄弟同然となった。

寺院

ネパールのシャンバリ寺院で僧侶となってから数年後、ゼニヤッタは弟子であるオーバーウォッチの元エージェント、シマダ・ゲンジが葛藤を乗り越えられるよう導いた。実の兄との壮絶な一騎打ち、ブラックウォッチでの裏の任務、そしてオーバーウォッチの崩壊…ゲンジは数々の心の傷を抱えていたのだ。やがてゼニヤッタの教えによって、ゲンジは今までの試練とサイボーグ化した肉体は、強くなるためにあったのだと感じられるようになった。

しかし、ゲンジが去った後、ゼニヤッタはシャンバリの教えに限界を感じるようになる。人間とオムニックの絆を修復するために必要なのは独善的な教えではなく、一対一のつながりと対話であるはずだと彼は信じていた。

放浪の僧侶

やがてゼニヤッタは寺院とは違う自らの道を歩み始める。寺院を去り、世界放浪の旅に出た彼は、人々が葛藤を克服し心の平安を得られるように手助けをしている。

そんな偶然の出会いの場となったのが、スラヴァーサだった。シャンバリの教えの中心ともいえるオーロラの石像が、ヴィシュカー・コーポレーションの強引な建設工事によって損傷してしまったのだ。損傷を修復するためにヴィシュカーが派遣したサティヤ・ヴァスワニ、別名シンメトラとゼニヤッタは対話する。そこで彼はオーロラの物語を教え、「不完全の中にこそ美が宿る」と彼女に説いた。サティアは知る由もなかったが、この時ゼニヤッタがスラヴァーサを訪れていたのは、キングス・ロウで暗殺された師のテカルサ・モンデッタを悼み、瞑想するためだったのだ。サティアの贈り物は、ゼニヤッタと寺院の全員にとってかけがえのないものとなった。

ゼニヤッタはこれからもより多くの人と繋がり、知識を深めたいと考えている。ただし、オムニックであれ人間であれ、無実の者を守るためならば戦うこともいとわない。

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