
- OWCS 2025 Midseason Championshipの概要
- 視聴報酬とミラー配信
- 配信プラットフォーム
- タレント
- 会場チケットと購入特典
- 2025年シーズンのおさらい
- 参加チームの詳細
OWCS 2025 Midseason Championshipの概要
ラスト・チャンス予選(7月16日~17日)
MSCのオープニングを飾るのは、日本時間の7月16日午後8時からスタートするラスト・チャンス予選です。この予選では、各地域のプレイオフでMSC出場権を惜しくも逃したチーム最大64組が、最後の出場枠を賭けて3日間戦います。
2025 Mideason Championship(7月31日~8月3日)
ラスト・チャンス予選で最後の出場チームが決まると、次に待っているのがメイン・イベントのMSCです。MSCは日本時間の7月31日8時からスタートし、8月3日まで続きます。配信チャンネルと配信スケジュールの詳細は、下記の「配信プラットフォーム」の項目からご確認ください。
MSCはグループ・ステージとプレイオフの2つで構成されており、最初の2日間に出場16チームが4グループに分かれたうえで総当たり戦を行います。プレイオフへと駒を進められるのは、各グループの上位2チームのみ。合計にして8チームがシングル・エリミネーション形式のトーナメントで、Stage 2最後の大勝負に挑みます。
視聴報酬とミラー配信
MSC中に配信される視聴報酬もイベントの規模と並んで超豪華!以下の視聴時間に応じて、さまざまなゲーム内報酬が手に入ります。
7月31日(グループ戦 - 1日目)
- 30分:スプレー「OWCS MSCゴールド」
- 1時間:トレジャー・ボックス×1
- 2時間:アイコン「OWCS MSCゴールド」
- 2時間:ネームカード「OWCS MSCゴールド」、シーズン17バトルパスのティア・スキップ
- 4時間:シーズン17バトルパスのティア・スキップ、ネームカード「OWCS MSCゴールド」
- 5時間:キリコ用OWCSスキン(アウェイ)
8月1日(グループ戦 - 2日目)
- 30分:アイコン「OWCS Riyadh(昼)」
- 1時間:トレジャー・ボックス×1
- 2時間:スプレー「リヤドのスタンプ」
- 3時間:ネームカード「OWCS Riyadh(昼)」
- 4時間:シーズン17バトルパスのティア・スキップ
- 5時間:ゲンジ用OWCSスキン(アウェイ)
8月2日(プレイオフ - 3日目):
- 30分:アイコン「OWCS Riyadh(夕)」
- 1時間:トレジャー・ボックス×1
- 2時間:スプレー「アラ・ティー」
- 3時間:ネームカード「OWCS Riyadh(夕)」
- 4時間:シーズン17バトルパスのティア・スキップ
- 5時間:ジュノ用OWCSスキン(アウェイ)
8月3日(ファイナル・プレイオフ - 4日目):
- 30分:アイコン「OWCS Riyadh(夜)」
- 1時間:トレジャー・ボックス×1
- 1時間30分:スプレー「チキン・カブサ」
- 2時間:スプレー「OWCS Riyadh 2025 - ブールヴァード」
- 2時間30分:ネームカード「OWCS Riyadh(夜)」
- 3時間:シーズン17バトルパスのティア・スキップ
- 3時間30分:キリコ用OWCSスキン(ホーム&アウェイ)
- 4時間:ゲンジ用OWCSスキン(ホーム&アウェイ)
- 5時間:ジュノ用OWCSスキン(ホーム&アウェイ)
配信プラットフォーム
今回のMSCでも、イベントの一部始終や最新情報を以下のさまざまなプラットフォームを介して配信する予定です。先述のDropsは、YouTubeまたはTwitchの配信を視聴することで手に入ります。
ソーシャル
配信プラットフォーム
FACEIT Watch
上記の配信プラットフォームに加えて、今回はFACEIT Watchでもイベントの模様をチェックできます。
FACEIT Watchでマッチを視聴すると、一人称視点のPOVフィードを最大4つ、しかもリアルタイムで楽しめます。お気に入りの選手のゲームプレイを優先的に追ったり、両チームの駆け引きを交互に見たりなど、従来の配信プラットフォームにはない方法で観戦を楽しめるほか、ゲームプレイのクリップを作成したり、各マッチのVODを試合直後からさまざま視点で確認できる便利な機能も!さらに上のOWCSの視聴環境を求めている方には特におすすめです。
FACEIT Watchは、FACEITアプリをChromecast経由でお持ちのテレビとリンクすると利用できます。この新感覚の観戦スタイルもぜひお試しください!(さらなる詳細は、FACEIT.com/watch.でご確認いただけます)
タレント
OWCS最大級のイベントということで、出演するキャスト陣もいつも以上に強力!MSCをより一層盛り上げる彼らの軽快なトークにも要注目です。
- ホスト
- Soe “Soembie” Gschwind
- Fancy
- Puckett
- 解説
- キャスター
-
タレント(韓国語)
- キャスター
- Jisoo “Jisoo” Sim
- Han-eol “baganeol” Park
- コメンテーター
会場チケットと購入特典
MSCはオフライン大会ということで、現地観戦用のチケットもあわせて販売しています。世界最高峰の「OW」プレイヤーたちの戦いを生で見られるほか、以下の限定ゲーム内報酬も記念品としてゲットできます。
- アイコン「OWCS Riyadh 2025 - アル・サドゥ」
- スプレー「リヤドよりご挨拶」
- ネームカード「OWCS Riyadh 2025 - アル・サドゥ」
2025年シーズンのおさらい
2024年シーズンに引き続き、OWCS 2025年シーズンでも、白熱のバトルが数多く展開されています。今年のシーズンはまず、Stage 1レギュラー・シーズンの参加チームを決める1月のオープン予選から開幕。その後、同ステージのレギュラー・シーズンとプレイオフを経て、各地域の激戦を勝ち抜いた強豪チーム8組が、今シーズン初となるオフライン大会「Champions Clash」へと駒を進めました(特集ブログ記事はこちら)。
NAからはNTMRとSpacestationが、EMEAからはVirtus.proとAl Qadsiahが、ASIAからはCrazy RaccoonとTeam Falconsが、そして今シーズンから導入された新地域CHINAからはOnce AgainとTeam CCがChampions Clashに参加。3日間かけて行われたマッチはどれも激戦の一言でした。この白熱の大会を制したのは、ASIA代表にして世界屈指の強豪、Crazy Raccoon。途中、ロワー・ブラケットに落とされてしまうという番狂わせもありましたが、その後は順調にトーナメントを勝ち進み、見事Stage 1勝者の称号を手にしました。
そして今回のStage 2のトップ争いも、地域を問わずStage 1に負けず劣らずの激しさ。FACEIT Leagueを勝ち抜いた昇格チーム2組が新たに加わったNAとEMEAの2地域では、Stage 1での勢いそのままにさらに強くなるチームと、逆に失速するチームの差が明確になるなどの傾向も見られました。
NAでは、OWCS初参戦のGeekay Esportsと強豪NTMRがそれぞれ1位と2位に立ち、そのままランキング争いを最後までリード。同じく強豪のTeam Liquidもさらにパワーアップして5勝2敗で3位に輝いたほか、Spacestation Gamingも序盤でいったん躓くもトップ4に入るなどの活躍を見せています。
EMEAでは、Stage 1でも活躍したAl QadsiahとTwisted Mindsが現在のメタのアドバンテージを最大限に活かして、レギュラー・シーズン冒頭からランキングのトップを独占しました。
ASIAでもこの傾向は見られ、弱肉強食を象徴するかのようなハイレベルかつハイスピードな戦いが、このStage 2中にも繰り広げられてきました。たとえばPACIFICでは、人気サポート・プレイヤー、Kyle “Rakattack” Raskauskas選手を擁するThe Gatos Guaposが、同地域王者の99DIVINEを撃破。JAPANでは、VARRELとREJECTの2組が他を圧倒し、最終的にプレイオフのグランド・ファイナルを制したVARRELが、MSCへのチケットを手にしました。
KOREAでは、OWCS 2024王者Team Falconsが、名プレイヤーのHam “SOMEONE” Jeong-wan と Choi “MER1T” Tae-minを迎え入れたにもかかわらず失速し、レギュラー・シーズンのトップ4から脱落。その後、ラスト・チャンス予選で敗者復活を果たすも、プレイオフ1戦目でCrazy Raccoonに敗北してMSC出場権獲得に失敗。結果的にT1とCrazy Raccoonがリヤド行きを確定させました。
敗れたTeam Falconsと、同じく強豪のZETA Divisionは、来週のMSCラスト・チャンス予選で、最後のMSC出場枠賭けた戦いに挑みます。
CHINAでは、Champions Clashにも出場したWeibo Gaming(旧名:Once Again)とTeam CCがレギュラー・シーズンを余裕のマージンでリード。6月27日に行われた同地域のプレイオフでも、それぞれシード1、2位を獲得しました。もちろん、このCN地域でも番狂わせがなかったわけではありません。同地域3位だったROC Esportsが、プレイオフ初戦で上位のTeam CCを撃破。最終的にグランド・ファイナル前の再戦で敗れはするものの、CNの強豪をロワー・ブラケットへと突き落とす快進撃が見られました。Stage 2のレギュラー・シーズンとプレイオフを経て、より一層強くなったCHINA代表チーム3組の、MSCでの戦いぶりにも注目が集まりそうです。
参加チームの詳細
MSCに出場するチームは全部で16組。上記のおさらいの通り、すでに出場が決まっているチームはどれも、各地域のプレイオフを戦い抜いた屈指の強豪です。MSCの白熱バトルをさらに楽しめるよう、参加が確定しているチームの詳細を以下にまとめました。
NA代表
Geekay Esports
「OW」eスポーツ・シーンへの復活直後から大活躍を見せ、見事NAシード1位の座を射止めたGeekay Esports。NTMRから獲得したプレイヤーの1人、Zeruhh選手がStage 2開幕前にTeam Liquidへ移籍するという不測の事態をはねのけて、7勝0敗の圧勝でStage 2のレギュラー・シーズンを終えています。勝負どころでの粘り強さもこのチームの特徴。プレイオフのグランド・ファイナルでは、因縁のTeam Liquidと7マップの死闘を展開し、オーバータイムの末に劇的勝利を掴んでいます。Team Liquid
Stage 1ではChampionship Clashへの出場権を惜しくも逃したTeam Liquidですが、著名な選手ぞろいの豪華ロスターの活躍もあり、今回はプレイオフ準優勝を達成。今年から参戦したOWCSでは初となる国際試合へと挑みます。グランド・ファイナルでのGeekay Esports戦を除くと、Stage 2のプレイオフでは他を寄せ付けぬパフォーマンスを発揮。MSCでも世界の強豪相手にこの強さを発揮できるか期待がかかります。NTMR
Stage 2を前に、自慢のロスターをGeekay Esportsに奪われる形となったNTMRですが、この窮地をものともせず、Stage 1で5位タイに立ったRad Esportsのロスターを獲得。高いチーム力もあり、レギュラー・シーズン2位の座を射止めるまでのパフォーマンスを再び披露しています。その後のプレイオフでもその強さを遺憾なく発揮。Spacestation Gamingをロワー・ブラケットのセミファイナルで破り、見事リヤド行きのチケットを手にしました。
EMEA代表
Al Qadsiah
Stage 1ではシード2位としてChampions Clashに挑んだAl Qadsiahですが、このStage 2では、EMEA Stage 1の絶対覇者Virtus.proをも終始圧倒して、同地域シード1位の座を勝ち取りました。Al Qadsiahの特徴は、なんといってもオールスター級の豪華ロスター。今回EMEAシード2位についたTwisted Mindsと一部その他チームを除く、全EMEA代表チームを蹴散らすほどの強さを誇ります。Twisted Minds
EMEA随一の名チーム、Twisted Minds。メタの変化を味方につける形で、Stage 1から2の間でさらなるレベルアップを果たし、Stage 2レギュラー・シーズンを6勝1敗で終えるなど、かつてないパフォーマンスを発揮しています。EMEAシード1位のAl Qadsiahにはプレイオフのアッパー・ブラケット・ファイナルとグランド・ファイナルで敗れこそしていますが、ここぞという時でのクラッチ達成や6マップの長期戦への勝利など、勝負どころではかなりの強さ。MSCでの活躍に要注目です。
ASIA代表
Crazy Raccoon
Stage 1の覇者、Crazy Raccoonは今回、Champions Clash勝者枠から出場します。シード権をStage 2開幕前から獲得し、余裕ともいえるCRですが、いざミッドシーズンが開幕するとプレイオフ・シード決定戦で思わぬ苦戦を強いられることに。それでも、途中から本来の力を取り戻してプレイオフを制するなど、そこはStage 1覇者。Stage 2優勝候補の筆頭として、このMSCに挑みます。T1
KOREA Stage 2で思わぬ弱点を露呈したCrazy RaccoonとTeam Falconsの韓国2強。その隙をつく形で、見事同地域シード1位の座を手にしたのがT1です。プレイオフでは惜しくもCrazy Raccoonに敗れましたが、彼らのミッドシーズン制覇は現実的と言っても過言ではないでしょう。All Gamers Global
WAYのロスターを獲得する形で、鮮烈なデビューをStage 2で飾ったAll Gamers Global。フレイヤ登場後のメタは、このチームにとってまさに追い風。国際ステージでの大活躍に期待したいところです。VARREL
JAPAN Stage 2のレギュラー・シーズンを無傷で駆け抜け、プレイオフのグランド・ファイナルも4-0の圧勝で締めくくったVARRELが今回、ミッドシーズンの頂点を賭けた戦いに挑みます。ワールドカップ出場経験を持つベテラン勢に韓国の強プレイヤー、Topdragon選手とSley選手が加わったことで、布陣もこれまで以上に強力に。MSCという世界規模の舞台での活躍が大いに期待されるチームの1つです。
The Gatos Guapos
オーストラリアを代表する名プレイヤーと、アメリカ仕込みのスキルを持つメイン・サポートのRakattack選手で構成された、PACIFIC最強チームの1組です。同地域最大のライバル、99DIVINEを倒してMSCのチケットを勝ち取った彼らの、世界大会での躍進ぶりにも目が離せません。
CHINA代表
Weibo Gaming
Champions Clashで大活躍したOnce Again。名前を「Weibo Gaming」に変えた現在でも、そのCN地域最強チームとしての強さは相変わらずです。著名なベテラン勢、Xu “Guxue” Qiulin選手やZheng “shy” Yangjie選手、Huang “Leave” Xin選手らを擁しているのがこのチームの特徴。杭州のホームグラウンドで見せた世界4位の大活躍をリヤドでも再現できるか期待です。Team CC
Champions Clashでは残念ながら、あまり活躍できなかったTeam CCですが、CHINA Stage 2では本来の強さを発揮して、プレイオフのロワー・ブラケットを手堅く攻略。見事ROC Esportsを下して、CN地域シード2位の座を射止めました。はたして、MSCでも持ち前の強さを発揮できるのか…!ROC Esports
有名DPSのLu "Diya" Weida選手とYi “JinMu” Hu選手に加えて、名バックライン・コンビHe “Molly” Chengzhi選手とChen “Lengsa” Jingyi選手を擁するROC Esports。布陣のインパクトでは、Weibo GamingやTeam CCに負けず劣らず強力です。その出場枠の狭さからChampions Clashへの参加こそ叶いませんでしたが、今回のStage2でも順当にシード3位の座を手にし、リヤドでの国際試合に挑みます。プレイオフでは、Team CCに初戦で勝利したものの、ロワー・ブラケットでの再戦で敗北しているので、このMSCでの彼らへのリベンジにも注目したいところです。
おわりに
2025 OWCS Midseason Championshipまで、あとわずか。私たちもこのイベントの開催が待ちきれません!
MSC初開催を記念したMidseason Championshipバンドルや、パートナー・チーム関連アイテムの初公開も近日中に予定しています。ぜひ、続報にもご期待ください!
改めてになりますが、MSCに加えOWCS全般の最新情報は、先述の「配信プラットフォーム」の項目に記載されている各種SNSから確認できます。こちらのチェックもお忘れなく!それではMSCにて、またお会いしましょう!