ラインハルト
過ぎ去りし時代の王者を自称するラインハルト・ウィルヘルムは、武勲、正義、勇気といった騎士道精神を重んじている。
タンク
ドイツ、シュトゥットガルト(旧拠点)、ウォッチポイント・ジブラルタル
6月26日 (年齢: 63)
アビリティ
ロケット・ハンマー
威力抜群の近接武器
チャージ
前方に突進し、敵を壁に叩きつける
ファイア・ストライク
火炎弾を発射する
バリア・フィールド
長押しで自身の前方にエネルギー・バリアを展開する
アース・シャター
正面の敵すべてをノックダウン状態にする
デフォルトのPCキーの割り当てはゲーム内で変更できます。
ストーリー
ラインハルト・ウィルヘルムは、武勲、正義、勇気といった騎士道精神を重んじる。オーバーウォッチの創設メンバーの一人であり、何十年もの間、世界各地で人々のために尽くしてきた。オーバーウォッチ解散後は、さながら凱旋する騎士のように欧州へ帰還し、弟子のブリギッテとともに遍歴の旅を続けながら無実の人々を守っていた。ウィンストンの招集に答え、2人はオーバーウォッチに復帰する。
数々の勲章を受けたドイツ兵であるラインハルトは、特殊な機能を備えた重厚な鎧をまとう歴戦の勇士たち、クルセイダーの一員だった。オーバーウォッチのエージェントとして真っ先に白羽の矢が立ったのは、彼ではなく師のバルデリッヒ・フォン・アドラーだったが、アドラーが戦場に倒れたことで、ラインハルトが採用されることとなった。ラインハルトはオーバーウォッチの初代ストライク・チームのメンバーとして、オムニック・クライシスの収束に貢献した。クライシス終息後、オーバーウォッチは国際機関に成長し、戦争で荒廃した世界の平和を守っている。
その独特な倫理観と豪快な性格で、ラインハルトは多くの仲間から敬意を集めていた。臆せず主張し、厳しい批評も辞さなかった彼は、オーバーウォッチの「声」となり、オーバーウォッチが正義の組織であることが改めて人々に認識されていた。
50代後半を迎えたラインハルトは、規則により戦闘任務からの引退を余儀なくされる。一線を退いた彼は、栄光と意欲にあふれる日々が終わってしまうことを恐れた。その後、オーバーウォッチには腐敗と反乱の疑いがかけられるが、仲間たちと命をかけた大義に泥が塗られるさまを、ただ指をくわえて見ているしかなかった。
やがてオーバーウォッチは解散したが、ラインハルトは混乱に向かって突き進む世界をただ傍観することはできなかった。再び鎧をまとった彼は、ヨーロッパに正義をもたらす騎士になることを誓う。罪なき人々を守り、よりよい時代を築くという誓いを果たすために。ラインハルトの遍歴の旅にお供として随行したのが、古き友人であるトールビョーンの娘、ブリギッテ・リンドホルムだ。とある町を訪れた折、一帯を牛耳っていた「ドラゴン」を自称するギャングと対決することになり、ブリギッテは自らもメイスを握って師匠の隣で戦った。
ウィンストンによってオーバーウォッチのリコールが呼びかけられると、老騎士はアイヒェンヴァルデを訪れた。ブリギッテは、呼びかけには慎重になるよう忠告する。そもそもオーバーウォッチから彼を追い出したのは上層部のほうだ。それに、これまでもラインハルトはオーバーウォッチに尽くしてきた。年齢を考えれば充分すぎるほどに。彼女はそう訴えた。しかしラインハルトの意思は固かった。使命が彼を呼んでいる。ならば、クルセイダーは応えなければならない。