ブリギッテ
自分にもできることはある。その思いを胸に、ブリギッテ・リンドホルムは武器を手にした。すべては、人々を守るために。
サポート
スウェーデン、ヨーテボリ(旧拠点)、ウォッチポイント・ジブラルタル
9月22日 (年齢: 25)
アビリティ
ロケット・フレイル
射程の長い近接武器
リペア・パック
一定時間、味方1人を回復する
ウィップ・ショット
前方にフレイルを飛ばして敵をノックバックする
バリア・シールド
長押しで自身の前方にエネルギー・バリアを展開する
シールド・バッシュ
バリア・シールドを展開中に利用可能。前方にダッシュして敵をノックバックする
ラリー
アーマーが付与され、バリア・シールドが強化され、付近の味方に追加ライフを付与する
インスパイア
敵にダメージを与えると、付近の味方を回復する
デフォルトのPCキーの割り当てはゲーム内で変更できます。
ストーリー
リンドホルムの血を濃く受け継いだブリギッテは、機械工学にかける熱い情熱と、高潔な心を合わせ持っている。ブリギットは幼い頃から、名付け親であるラインハルトの語って聞かせる武勇伝にあこがれていた。一人前になった彼女は、騎士のお供になることを決意した。2人は世界の悪を正すべく、新生オーバーウォッチに参加する。
オーバーウォッチの武器設計者、トールビョーン・リンドホルムの末娘であるブリギッテは、兄弟たちの中でもいち早く機械工学に興味を示した。父親の作業場に入り浸り、様々な技術を幼くして習得していったブリギッテは、父親の才能を受け継いだように思えた。しかし、武器設計の天才として知られるトールビョーンとは相反して、ブリギッテは鎧や防衛システムの設計を得意とした。
ブリギッテの将来については、誰もが父親の跡を継ぐと考えていたが、とある人物との付き合いがブリギッテを変えることになる。その人物は父親の友人、そして同じくオーバーウォッチに所属するラインハルト・ウィルヘルム――家族ぐるみの付き合いがあり、ブリギッテの名付け親でもあるラインハルトは、幼いブリギッテに数々の武勇伝や英雄譚を聞かせた。やがてラインハルトは現役を引退、さらにオーバーウォッチは解体され、彼は武者修行の旅に出ることを決心する。ブリギッテが従者を志願したことにラインハルトは驚きはしたが、その願いを聞き入れた。
従者としてブリギッテは様々な雑用を任されていたが、その中でもラインハルトのクルセイダー・アーマーを維持することが最も重要な仕事であった(とはいえ、現在のアーマーは父親が設計していたため、馴染みはあった)。しかし、旅が続くにつれ、ブリギッテはアーマーではなく、ラインハルト自身を守ることが必要だと感じるようになる。ヨーロッパを巡る旅の途中、2人はとある町を訪れる。そこは「ドラゴン」を名乗るならず者軍団によって支配されていた。ならず者相手に無謀な戦いを仕掛けたラインハルトは危うく敗れそうになる。多くの戦いをみてきたラインハルトの体は万全とは程遠く、それでも彼は全力を出すことを惜しまなかったのだ。そんな姿を見たブリギッテは、手に入る部品でアーマーを修復し、騎士の手当をしたのだった。
ラインハルトは無事にドラゴンを成敗したものの、整備士としてだけではなく、戦士としても力を貸す必要があると感じたブリギッテは、ラインハルトから戦闘訓練を受けながら、自分用のスーツを内緒で造り始めた。オーバーウォッチの再招集がかかると、2人はアイヒェンヴァルデの城跡からパリの街路へ飛んでいった。ブリギッテはラインハルトを守るために彼の横で戦い、ヌルセクターの強襲で助けを必要としている人々に手を貸した。どんな強敵が現れようとも、騎士と従者の旅が止まることはない。彼らは戦うたびに、より良い世界へと一歩一歩前進している。