1週間を振り返る:ワールドカップ、再び開幕!

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1週間を振り返る:ワールドカップ、再び開幕!

皆さん、こんにちは!先日11月6日、私たちは「オーバーウォッチ ワールドカップ」(OWWC)が2026年のBlizzConに帰ってくるというビッグ・ニュースを発表しました。OWWCは、国別対抗の「オーバーウォッチ」eスポーツの大会です。BlizzConアリーナを舞台とした決勝戦では、世界各地の地域予選を勝ち抜いたチームが、栄えあるトロフィーを賭けて熾烈な戦いを繰り広げます。

Team 4(開発チーム)と長年のeスポーツファンにとっては一大イベントともいえるこの大会ですが、おそらくこの記事を読んでいる皆さんの多くにとってまだ馴染みがないことでしょう。そこで今回の記事では、そんな方にもぜひ大会を楽しんでもらうべく、最高の適任者であるアソシエート・ヒーロー・デザイナーのスコット・ケネディに大会の魅力を伝えてもらうことにしました。彼のことを元オーバーウォッチeスポーツのプロ選手「Custa」としてご存じの方もいるかもしれません。

ここから先はスコットが、2018年のOWWCにオーストラリア代表として挑んだ自身の経験、大会を盛り上げるコミュニティ、そして来年の大会の見どころについてお話しします。


オーバーウォッチ ワールドカップが初開催されたのは2016年のことです。大会前年に「OW」のプロ選手としてのキャリアに踏み出すため北米に移った私は、その様子を故郷のオーストラリア・アデレードから数千マイル離れたデスクで観戦していました。激戦の数々やステージ上でのSeagull選手のパフォーマンスは今でも覚えていますが、最も鮮烈な印象を残したのはそのどちらでもなく、コミュニティの一体感でした。

夢を追っていると、時折孤独に感じることがあります。世界中のファンやプレイヤーが一堂に会して応援し、競い合い、コミュニティを築くOWWCの光景は、まるで故郷から遠く離れたもう一つの故郷のような、自分もその世界の一部になりたいと思わせる光景でした。そうした理由もあり、私はオーストラリア代表チームの奮闘をもう一年見届けた後、2018年のOWWCで代表選手となることを目指しました。

幸いにも、私はちょうどオーストラリア代表チームが必要としていたベテラン的存在の選手だったので(eスポーツにおける“ベテラン”は、一般的に想像される年齢よりもはるかに若いのです)、その年に代表入りを果たすことができました。

熱意溢れるチームメイトともにバンコクのワールドカップ予選に挑み、首尾よく中国代表とともにBlizzCon行きの切符を手にした私でしたが、残念ながら、私たちの2018年のBlizzConでの成績は芳しくありませんでした。下位シードとして臨んだ準々決勝での相手は、過去のワールドカップ大会で2連覇を果たした優勝候補筆頭の韓国代表。健闘したと言いたいところですが、私はGOATS構成を崩すためにトールビョーンを使うまでに追い込まれました。結果は皆さんの想像通りです。

故郷にタイトルを持ち帰ることは叶いませんでしたが、そのことは私個人にとってもチームにとっても重要ではありませんでした。私には「オーバーウォッチ リーグ」のステージでプレイした経験がありますが、私よりも若いTrill、Punk、Hus、CKMなどのチームメイトは、BlizzConが抱えるほどの大観衆を前にプレイしたことがありません。

そんな状況下で体験した、あの天井を揺らすほどのファンの大歓声、たくさんの観客が旗を振る光景、白熱の戦いの中でしか感じられないひりついた空気——それこそが、私たちオーストラリア代表が勝ち取ったものでした。2026年のOWWCで、あの時の興奮が新世代のプレイヤーとファンを通じて再び蘇ることが、今から待ちきれません。

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新たなドラマ、そして新たなスターの誕生

オーバーウォッチのeスポーツ・シーンは長年にわたって私のホームでしたが、まだ観たことがない人には敷居が高い存在と言わざるを得ません。これまでの大会の歴史や物語、著名プレイヤーなどを知らずに楽しむことはきっと難しいでしょう。

一方で、「オーバーウォッチ ワールドカップ」は空白のキャンバスのようなものです。もちろん過去の対戦による各国代表チーム同士の因縁などはありますが、ひとたび予選が始まるとまったく新しい物語が生まれるので、観戦するうちに自国のチームを応援したり、心惹かれる他のチームを自然と応援したくなるはずです。優勝候補の強豪チームを安定した気持ちで見守るのも、逆境を乗り越える下位チームをハラハラしながら見守るのも良いでしょう。

また、2026年には数々の新星も登場します。これまでにさまざまなオーバーウォッチeスポーツの選手が、ワールドカップでのパフォーマンスをきっかけにキャリアをスタートさせ、注目を集めてきました。そして今度は次世代の選手たちが、自国のユニフォームを着て試合に臨みます。彼らも自国を象徴するカラーリングのユニフォームを着て、不思議と誇らしい気持ちになるでしょうね。私がまさにそうでしたから。

ワールドカップはeスポーツ界でスターの座を手にするまたとないチャンスですが、それはおそらく多くの選手にとって一番の動機ではありません——少なくとも、私にとっては違いました。ステージ上で戦う興奮は何にも代えがたく、どれほど豪華な賞金が用意されていたとしても、オンライン大会では決して味わうことのできないものです。たとえグランドファイナルに進出できなくても、OWWCは各選手にとって、人脈を広げ、ファンとの交流し、これまでなかなか関わる機会のなかったコミュニティと心からの一体感を感じる機会となることでしょう。

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集え、仲間たちよ

「OW」eスポーツ・シーンに大きく貢献してきたこの大会がここまで続いてきたのも、コミュニティの盛り上がりあってのことです。ワールドカップをまだ体験したことがない方には、この大会の観戦をオンライン、現地問わずおすすめします。

私たち開発チームの多くにとってBlizzConは大人になる前から慣れ親しんできた場であると同時に、ファンやゲームと向き合う時間をくれる特別な機会です。それと同じように、この大会は皆さんに多方面で喜びをくれることでしょう。ファンにとっては選手と交流できる場所、選手にとっても自分たちの影響力をファンとの交流を通じて肌で感じられる場所――コミュニティの誰もが現実世界でつながれるのがこの大会です。eスポーツそのものやOWWCに馴染みのない方でも、優しいファンが喜んで迎え入れてくれるはずですし、新しい友だちもできるかもしれませんよ!

私にとってOWWCは、いちプロとしてさらに成長するきっかけとなった大会。個人的にも故郷のような存在であり、コミュニティとのつながりをもたらしてくれた特別な場所です。過去10年間、大会のアリーナは大勢のコミュニティ・メンバーで大いに盛り上がりました。ぜひ私たちと一緒に2026年のOWWCを楽しんでもらえたら嬉しいです。

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